「25畳のワンルームを書斎とベッドルームに分けたい」というご要望をいただき、
スペースを二分する壁を立てることにしました。ただしその壁が双方のスペースに
とって「ただの壁」ではなく個別の機能性を持たせることが重要だと考えました。
まずは書斎側を紹介します。
本棚のファンクションは、よりシンプルな書斎にするべくテレビ台としても
機能するようにしました。蔵書の数やチューナー、デッキなどを考慮し寸法を算出。
ベッドルーム側にとってはベッドのヘッドボードとして機能するように設定。
また25畳のスペースに壁を立てる上で生じる閉塞観を取り除くために、天井まで
届かない、いわゆる「Floating Wall」を採用。
施主様がお持ちのアンティークのチェストやソファとの相性も良く、軽さも演出
できたました。