ザ・ペニーワイズでは一般的な合成樹脂塗装(ウレタン・ラッカー)を施しておりません(一部家具を除く)。無垢の木の質感を存分に味わっていただくためパイン家具は蜜ろうワックス、オーク家具はオイル仕上げとなっております。そのため以下の点に注意をしてご使用下さい。
(1)熱いもの(湯呑みなど)を直に置かれますと熱により木肌やワックスが変色し染みとなるおそれがございますのでコースターなどのご使用をおすすめいたします。またワックス・オイル仕上げの家具は一時的に水気を弾きますが、長時間放置されると浸透して染みの原因となりますので速やかにお拭き取り下さい。
(2)直射日光が常時強く当たる場所に設置した場合は木肌に焼けムラが出来る場合がございます。家具の向きが変えられる状況の場合は定期的に家具の向きを変えると良いでしょう。
(3)冷暖房が直接当たる場所でのご使用は、無垢材特有の反りや割れが出るおそれがございますので出来るだけ避けましょう。
1. パイン用ワックス
(当社取扱いワックスまたは蜜ろう系ワックス)
2. メリヤス地などの乾いた布×3枚
(ワックス塗布用/から拭き用/ステイン用)
3. ブラシ
(靴磨き用でOK、豚毛や馬毛が最適です)
4. スチールウール
(日本スチールウール社製/ボンスターNo.000~0000がベスト)
※ワックス・ステインには人体に害を及ぼす成分は含まれておりませんが、肌の弱い方は手袋などの着用をお薦めします。
※取扱につきましては、それぞれの商品に添付の注意事項をご覧ください。
◆クラシックワックス(パイン材専用)450ml/価格:2,200円(税込)
◆ワックスセット(ワックス・ブラシ/巾着袋入り)/価格:2,750円(税込)
◆ステイン・スチールウールセット/価格:550円(税込)
表面が薄汚れている場合や表面のワックスに引っ掻きキズが付いているような場合はスチールウールを使い、木目の方向に沿って擦り、古い角質を落すイメージで汚れや細かいキズを取り除いてください。(Step.2へ)
※一点を集中的に擦ると部分的に削れすぎて表面が凹むこともあります。できるだけ広い面積でぼかすように擦りましょう。
深いキズがある場合はサンドペーパー#100~#180番を使用して木目の方向に沿って削る。(Step.1- Extraへ)
※表面を削る作業に不安のある方はペニーワイズメンテナンスサービスのご利用をお勧めいたします。
Step.1の削り作業でパイン材の地色が出てしまった場合は下地にウォーターステイン(水性染料)を使い補色します。
○ウォーターステイン原液(50ml)/価格:550円(税込) 原液1に対して水で5倍~7倍に希釈して使用する。
※木を染める濃度を調整してご使用いただけます。目立たない部分で必ずテストしてからご使用下さい。
削った部分に希釈したウォーターステインを染み込ませます。湿った状態でワックスの付いた削っていない部分と同じ位の色であれば乾かしてStep.2へ
(色が淡い場合などは重ねて塗布しても結構です)
ワックスを少量ずつ布に取り、下地を整えた部分の木目に沿ってすばやくのばします。下地作業同様にやや広い面積をぼかすようにかけると良いでしょう。
※ワックスの塗布には着古したTシャツなどのメリヤス地が最適です。
※ミディアムカラーワックスには染料が含まれています。衣服などに着きますと染みになりますので、汚れても良い着衣での作業をお勧めいたします。
木目に沿って、靴磨きと同じ要領で行ないます。 ブラシの滑りが良くなり、ある程度ツヤが出たら完了です。 ブラッシングをすることによってワックスが木に馴染み、ワックスの塗りムラや、厚塗りを防ぐことも出来ます。
※ブラッシング作業の際は余分なワックスが微粒子状になって床を汚す恐れがございます。あらかじめ新聞紙などを敷いた上で作業してください。
きれいな布で乾拭きをします。力を入れて拭くよりは布を軽く滑らせて、摩擦の熱でワックスをのばすようなイメージで行なうと良いでしょう。布の滑りが良くなり、ワックスが付かなくなったら完成です。
家具の表面はすでに仕上がっておりますが、定期的にワックス・オイルでのお手入れをすることで表面の撥水性が高まるほか、色もより深まっていきます。お手入れのタイミングとしては家具の表面に触れた際に木が乾燥していると感じられた時が効果的です。ワックス・オイルはかけ過ぎても効果は変わらず、逆に表面がベタつき汚れなどが付きやすくこともございます。
ペニーワイズでは長くご使用頂いた家具の表面を研磨して再仕上げするメンテナンスも承っております。詳しくはご購入頂いた店舗までお問い合わせください。
メンテナンス用ワックスはP&Cオンラインショップまたはペニーワイズ各店で取扱っております。
パイン家具用ワックス¥2,200(税込)/アンティーク家具用ワックス¥1,650(税込)
ワックスをかけることによって、はっ水効果が高まるほか、木材に浸透し乾燥による割れを防いだりする効果が得られます。 また、水拭きは出来ないと思われている方も多いようですが問題はありません。
汚れなどは、良く絞った布巾等でお拭き下さい。 但し、極端に濡れた布巾でのお手入れは木材に余分な水分を与え、ゆがみや割れを起こす原因ともなりますのでご注意下さい。
①トルエンなどの成分は一切含まれておりませんが、お部屋の換気を良くしてご利用下さい。
②染料を含んでおりますので衣服に付着すると落ちにくいのでご注意下さい。
③肌の弱い方は使用時に手袋などの着用をお勧めいたします。
④使用後はふたをしっかりと閉め、お子様などの手の届かないところで保管して下さい。
⑤温かいところでの保管はワックスが液化状態となります。特に成分に問題はありませんが、 使用時に半固形状になるように日の当たらない場所などでの保管をお勧めいたします。
①古くなったTシャツなどの目の細かいメリヤス地の布にワックスを少量とります。
②家具の木目に沿って手早くのばします。
※染料が含まれているため、長時間一箇所にためてしまうとムラやシミになることがございます。
③やや固めのブラシ(靴磨き用の馬毛や豚毛のものが最適)で木目に沿ってブラッシングします。
※ワックスを木に馴染ませるための作業です。
④同じく目の細かなメリヤス地のきれいな布でよく乾拭きをします。 乾拭きの摩擦によって更にワックスが馴染み、艶が出ます。 軽く拭いた際に布にワックスが付かなくなったら完了です。
詳しくはザ・ペニーワイズ白金ショールームまでお問い合わせ下さい。