既にお持ちのオリジナルファニチャーサイドボードの横に
チェッカーガラス扉付きの電話機を置く、小ぶりなキャビネットを製作いたしました。

サイズ｜W600×D470×H850
素材　｜パイン無垢材
仕上げ｜染色・みつろうワックス仕上げ
 

リビングで電話機を置いて、日常の細々としたものを収納するためのチェスト。
チェッカーガラスなので扉内に収納したものがはっきりと見えずに良いですね。

引き出しと扉のつまみは真鍮製、経年変化でくすみも出るので磨く手間もありますが
無垢なので重みもあり、質感も高いです。
家具の経年変化に合わせてあえて磨かないという選択肢もありですね。

扉内の棚板は60mm刻みで位置を変えられる可動式。
背板はガラス扉なので12mm厚の無垢板を実組み（さねぐみ）。

あまり見えないのでシナ合板でコストダウンしても良かったのですが、そこはお客さまのこだわりポイントです。

私たちが長年使用しているヨーロッパアカマツ材は寒い地域で育つ針葉樹。

節が多く出やすい木材ですが、他のパイン材と比較して節は抜けづらく経年変化で
飴色に変化していくところが魅力の木材です。